共通テスト! | 東進ハイスクール 中目黒校 大学受験の予備校・塾|東京都

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2024年 12月 2日 共通テスト!

 

 こんにちは!担任助手一年の福永です。

 12月になりました!だんだん寒くなってきましたね。最近は外に出るのも気が引けます。

受験生にとっては寒くなることは試験の合図です。そう、共通テストです。年明けには共通テストがあるということで、その対策に悩んでいる方もいるのではないでしょうか?

 ということで今回は受験生にとってためになるよう、福永なりの対策法を伝授(?)します!

 

 まずは国立志望にとっての共通テストの比重を説明していきます。最難関国立志望(東大、一橋、東工大)にとって共通テストの比重はそこまで大きくありません。配点で考えた時にその割合は非常に小さく、共通テストで周りと大きく差をつけても基本的に2次試験の出来によって合否が決まってしまいます。

 共通テスト対策をいままで全くやってこなかった最難関国立志望はすこし不安になっているかもしれませんが、基本的に12月から対策すれば2次試験に挑戦するのに十分すぎる点数は獲得できます。不安にならず、落ち着いて勉強を続けていただければそんなに難しい試験ではありません。

 

 共通テストの配点が大きい国公立(地方国公立、医学部)を志望する生徒はこれまでも共通テスト対策に時間をかけてきたと思います。新形式となり不安に思うことも多いと思いますが、自分を信じて頑張ってほしいです。

 次に、共通テストの点数を伸ばせるコツを2つ紹介したいと思います。

 共通テストには大きく分けて2つの勉強が直前期に必要になってきます。暗記系と演習系です。

 まずは暗記が重要です。共通テストの中には普段勉強しない科目も含まれます。文系なら理科基礎、理系なら社会が含まれるでしょう。こうした科目の基礎を固めるには絶対的な暗記量が必要です。

 次に演習です。共通テストは短い時間で成果を出すことが求められる以上、演習を積んでおかないと時間切れになってしまいます。英語、数学などがこの代表例と言えるでしょう。

 これら2種類の勉強どちらもが必要なのが共通テストです。

 生徒の中にはこれらタイプの違う勉強をどのようなバランスでやっていくか、悩んでいると思います。自分の意見としては12月前半に暗記系の勉強を集中して終わらせ、12月後半に演習系に多く時間をまわすのがおすすめです。理由は暗記の効率を重視したいからです。

 共通テストはやはり一生が懸かっているというだけあって、1月にもなるとかなり緊張してきます。自分の経験上、この時期に何かを覚えようとしてもなかなか覚えられないのが現実です。よく「理科基礎は年明けから」や、「理系の社会は20〇〇から」などという受験生もいますが、共通テストでしか使わない科目だからといって軽視しすぎるのは絶対にやめましょう!

 演習系の科目はどれだけメンタルが追い込まれていても手を動かすだけなので、問題なくこなすことができます。むしろ分かりやすく勉強しているのでメンタルをある程度落ち着かせることができます。

 暗記系は計画的に、演習系は直前に、おすすめです。

 

 以上、共通テストの立ち位置とそのコツをお伝えしました。皆様が本番で少しでも良い結果を残せること、願っております。