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2023年 5月 3日 模試 ~松山周正~
こんにちは!中目黒校担任助手の松山です。今日は模試を受けることの大切さについて話したいと思います。
模試は己の能力をはかる機会です。でも、それだけじゃあありません。
模試は簡易入試です。日程がきっちり決まっていて、本番と同じレベルの問題を、大勢と一緒に解く。そのように、入試とほとんど同じ状況を体験できるものが模試です。そのため、たかが模試と思わずに1回1回を大切にして模試を受けてほしいです。
また、模試は目標となります。私たちの最終目標は第1志望校合格です。しかし、その目標は長期にわたります。1年後の目標に向けて、頑張ることはとても難しいことです。できる人は素晴らしいですが、そうでない人も多いと思います。そんな時に簡易入試である模試を活用してほしいのです。
模試は1~2カ月毎にあります。ここで、模試を短期目標にしてほしいです。1年後の求める学力のために勉強をすすめることよりも、1カ月後までにほしい学力のために勉強するほうが易しいと思います。課題を見つけて、それをクリアするために頑張りましょう。
目標に向けて頑張ると、努力をすればするほど本番の緊張は大きくなります。すなわち、入試本番は絶対に緊張します。ですから、模試で緊張の練習をしてほしいです。
そして、模試を受け終わったら、復習をしてください。この目標設定→頑張る→本番→復習→目標設定→……を繰り返せば、自然と望む学力はついてきます。
実際に私も、4月模試で数学を課題に感じていました。東工大受験者とは思えない点数でした。思い出したくもありません。そこで、私は6月の全統で数学8割を目標にしました。問題集を2周しながら受講の振り返りをして、基礎を固めました。死ぬ気で勉強をして、入試本番と同じテンション感を持って全統に挑みました。すごい緊張で吐きそうだったのを覚えています。結果目標は達成し、自分の自信につながるとともに、また新たな課題が見えてきました。そのように模試をうまく使ったために、私は東工大に合格できたと思っています。
みなさんも、模試を入試だと思って受けてほしいです!!