2022年 10月 17日 模試の日の過ごし方〜二次試験編〜
秋来ぬと目にはさやかに見えねども風の音にぞおどろかれぬる
僕の好きな俳句の一首です。
この句で読まれているように秋は気づかぬ間に到来していますね。
そして、気づいたら冬を感じさせる気温になってしまいましたね。
さて、今回は私の二次試験の模試の日の過ごし方をご紹介します。
早速ですが、模試は当日ではなく、その前日から勝負は始まっています。
受験票、腕時計、昼食、休み時間に使う教材などは必ず前日の夜にカバンに詰めておきます。
当たり前のことですけど、人間朝は時間がないものですし、焦ると思わぬ忘れ物をしてしまいますからね。
当日はまず朝ごはんを食べることから始めます。
さまざまな科学的見地による朝食の有用性は語られていますが、そんなこと抜きにしても頭を疲れるほど使いますから朝食は食べた方がいいでしょう。
次に考えるべきは会場の到着時刻です。私は比較的心配性な方だったので必ず第一解答科目の試験開始
30分前
に会場に着くようにしていました。
この程度なら受験生は当たり前にするべきでしょう。
初めて行く会場ならお手洗いの場所の確認は必須です。休み時間の長蛇の列の時間は模試受験における最も無駄な時間ですからね。休み時間になった瞬間に立ち上がってお手洗いへ直行するのが最も賢い立ち回りだと私は思います。
各科目開始前の休み時間に勉強することに意味があるかどうかは諸説ありますが、私は勉強する派でした。
国語は古文単語、数学は領域に関する記述をまとめたノート、社会は世界史の教科書、英語はシス単を見ていました。
私はどんなに失敗しても休み時間になればすぐに次の科目に気持ちを向けられるタイプでしたが、そうでない人はしっかりと切り替えるマインドセットを作れるようにしておいた方がいいと思います。本番は何があるかわかりませんからね。
今年の共通テストみたいに。
試験の帰り際には必ず解答解説をもらえますね。
最も望ましいのは家に着いたらすぐに復習を始めることでしょう。
現実的な話をするならば、復習に本腰を入れるまでは及ばずとも試験の日のうちにおおよその回答に目を通して自分の得点の程度を知っておくべきでしょう。
以上が私が実践していた二次試験の模試の日(+前日)の過ごし方です。
模試は自分の学力を試す場であると同時に飛躍的に向上させうる機会でもあります。
一度の模試受験から最大限の効力が得られるように皆さんも有意義な1日をお過ごしください。
秋模試での皆さんの健闘を祈ります。
小林大樹