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2024年 10月 15日 秋以降の心持ち。 福永悠人

 

 お久しぶりです!担任助手一年の福永です。10月になりました。こないだまで残暑が続いていたのに急に寒くなりましたね。受験生の皆様はまず体調管理に気をつけてほしいです。

さて世間では秋真っ只中ですが受験生の皆様は夏休みが終わって学校が始まり少し適応に苦しんでいられるのではないでしょうか。

そこで今回のテーマは秋以降のメンタルについて話していきたいと思います!このテーマは自分にとって思い入れのあるものです。自分は夏まで第一志望で良い判定を取れていて、このままいけば合格確実といえるような成績でした。しかし秋以降失速してしまい、結果的に受かるか受からないかのボーダーレベルまでに成績が落ちてしまいました。秋はこのような成績が失速する要因がとっても多いので、受験生の皆様には自分の失敗談を生かして、勉学に励んでほしいです。以下に受験生の皆様が気をつけるべきことを並べていきます

①これまでの成績は関係なし

 受験生のメンタルはどうしても模試に左右されてしまいます。特に夏休み中は重要な模試が集中するためこの結果次第で勉強するかどうかのモチベーションが案外変わってしまいます。自分の場合夏休み中の冠模試でこれまで取れなかったA判定を連発することができたのですが、結果的に慢心してしまい、後少しのところでいつも集中力が途切れてしまった印象です。逆に周りの友達の中には思うような成績が取れず、戦意喪失してしまった人もいました。今考えれば夏休みの段階ではまだ受験生のみんなの基礎は仕上がっておらず、夏模試の判定は若干運による部分も大きいです。確かに模試をうけることは重要であり、このブログを読んだ上で模試を受けないという選択肢はとってほしくありません。しかし夏模試の判定に関しては見ない方がいいのではないかと思うくらい、夏模試の判定にメンタルが左右されることはナンセンスです。確かにメンタルが揺れやすい時期ではあるので、不安になるときはどうしても集中できないと思いますがそういう時は得意科目を勉強して頑張って手を動かしましょう。これまでの成績とこれからの成績が関係ないことを理解しましょう。

②基礎固めを忘れない

 夏までは勉強すればするほど点数が伸びたと思います。ただ目の前の参考書をこなしていくと自然と成績が伸びていったと思います。しかし秋以降はどうしても成績が下がることがあることに留意してください。簡単にいうと夏までに頑張って覚えた単語や教科書の基礎知識を忘れてしまうということです。このような基礎知識の点検をせず応用問題ばかりを解いていると、確かに勉強のやりがいはあるのですが同時に成績がのびづらく、むしろ学力ベースでいうと下がることもあります。逆に基礎知識の復習をやっていると「今頃自分はこんな簡単なレベルをやっていていいのか」などと不安になることもあると思います。しかし、忘れてほしくないのは受験が基礎を抑えればある一定以上の点数が取れるということです。逆に基礎を忘れてしまうとどれだけ応用問題で試行錯誤しても成績が伸ばしづらくなってしまいます。基礎固めを忘れず、毎日単語帳と教科書、数学なら計算演習を忘れないように。

以上、秋以降の受験生としての心持ちを紹介させていただきました。だんだんと寒くなってきましたが、共通テストまではまだ逆転できるだけの時間があります。落ち着いてやれることを一つずつ増やしていってください。