2025年 3月 31日 担任助手の一年を終えて~浅野~
こんにちは担任助手一年の浅野祐貴です!いよいよ三月となって来月には私も進級して大学二年生になります。この一年はとても短く感じて、充実感に満ち溢れていた一年でした。なので今回のブログでは特にこの一年力をいれていた東進での働きについて振り返っていきたいと思います。
まずこの一年働いて一番感じたことは、受験というものの難しさです。今年は受験をする側から受験をサポートする側に回ったのですが、どの生徒も本当に頑張っていて、受講や問題演習、過去問演習などももちろん大量にやっていた姿を見てこれは受かりそうだぞと思えるような生徒が沢山いたのですが現実はそう甘くなく、やはり東大や早慶などの最難関校にはそう簡単には受からせてはくれませんでした。
この結果を踏まえて感じたことはただ量だけをがむしゃらにやる勉強だけでは簡単には受からないということです。しっかり質を考えて勉強しなければ難しいなと思いました。しかし質のある勉強ことばかりに夢中になって量を確保できなければもってのほかなので圧倒的な量をこなしていく中で自分なりの質の高い勉強方法を確保していかなければならないと思います。例えば数学の問題一つとっても復習する際にただ答えを見て終わりなのか、あるいはなぜこの解法なのかどうやったら自分がこの問題を思いつけるかなどさまざまな角度からその一つの問題に対してアプローチしていくなどしっかり復習することによってその問題から得られる学びは何倍にも膨れ上がります。つい長時間勉強していると質を担保するのが大変になってしまうのですが必ず質も担保するということを考えてあげてください。
2つ目に自分が重要だと思ったことは受験に対する焦燥感と希望感のバランスです。これは主にメンタル面の話なのですがこの一年間生徒を見てきてこれがちゃんとしている人は受かっているなという印象でした。焦燥感とはつまり自分が落ちるかもしれないと焦ることです。受験は本当にうかうかしていると落ちます。毎回の模試でA判定以外取ったことない人ならともかく、判定が安定してない人などは常に自分はうかうかしていると落ちるぞということを意識してください。毎日焦って妥協しないで直向きに勉強することが大事です。しかし焦っているだけでは憔悴してしまうかと思います。なので合格に対する希望感も忘れずにいてあげてください。日々やることをしっかり完遂していたらきっと自分は受かるだろうという漠然とした自信が大事です。この漠然とした自信を持つことのみが本番でも自分の力を120%出せる唯一の方法だと思います。なので日頃からこの漠然とした自信を持ってポジティブに勉強してあげてください。
この2つの焦燥感と希望感は一見すると相反しているように思えますが、そんなことはなくポジティブにそして直向きに勉強することが合格する唯一の方法だと思います。
以上大きくこの2つがこの一年で感じたことですが、これから受験に挑戦する人にとっては長い戦いがこれから始まると思いますので、しっかり頑張っていきましょう!