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2024年 9月 17日 慶應経済入試情報~田澤~
皆さん、こんにちは!担任助手1年の田澤輝人です。
夏休みも終わり、そろそろ通常の学校生活にも慣れてきた頃でしょうか。9・10月は学校行事や定期試験などイベントが多くあると思いますが、東進での勉強にも気合いを入れていきましょう!!
さて、今月のブログのテーマは「担任助手の大学紹介」です! 僕が通っている慶応義塾大学経済学部は定政担任助手も通っていて、今月のブログでは慶応経済のキャンパスライフについて書いてくれています。ぜひそちらのブログもチェックしてください!
僕のブログでは慶応義塾大学経済学部の入試情報についてお伝えできればと思います。文理問わず受験する人が多い学部だと思うので、参考になれば幸いです。
①入試方式と配点・試験時間について
慶應経済の学部入試の特徴はA方式とB方式があることだと思います。使用する科目が異なり、A方式では英語・数学(ⅠAⅡB)・小論文、B方式では英語・地理歴史(日本史or世界史)・小論文が出題されます。数学の有無からA方式は理系の生徒も受験しやすいようになっています。(僕も定政先生もA方式での受験でした)
各科目の配点と試験時間は以下の通りです(2024年度入試での情報)
<A方式> <B方式>
英語 200点 (100分) 英語 200点 (100分)
数学 150点 (80分) 地理歴史 150点 (80分)
小論文 70点(60分) 小論文 70点(60分)
②ずばり、合格するには?
慶應経済はAB方式ともに受験者が多く、得点をしっかり取りきらないと合格することはできません。僕にとって慶應経済は併願校だったので過去問はそれほど解きませんでしたが、合格のためには過去問をたくさん(具体的には5~10年分)解いて問題傾向をつかむことが大切です。 僕が受験したA方式について、各科目の特徴と得点を取るコツをお伝えします。
<英語> 慶應経済の英語は5問構成で、第1・2問と第3問がそれぞれ別の話題(カジノの合法化、飲酒年齢の引き下げなど)についての英文で、複数の立場の意見から書かれた英文が出題されます。前半では筆者の主張を抑えながら、長文を素早く読み解き問題を処理する力が求められます。第4問は2022年以前は会話文の英訳、2023年度以降は第3問の英文に対する日本語の文を読み解く問題が出題されています。 第5問は英作文の問題で、前半で与えられた2つのテーマから1つを選び、賛成/反対の立場を決めて論述するという形式になっています。前半の文章から必ず1つ引用することが求められるので、問題を解きながら自分の立場と引用する根拠を決めておくとスムーズに書けるのではないかと思います。
<数学> 慶應経済の数学は6問構成で、数学ⅠAⅡBの範囲から出題されます。前半の3問がマークシート、後半の3問が記述形式の問題になっています。文系学部出題の数学にしては難易度が高く、理系受験生にとってはやや有利だと思います。解ける問題にはなるべく手をつけて2~3問完答ができるとベストです。入学後統計学を学ぶこともあり、数Aの範囲であるデータの分析が出題されるのも大きな特徴です。
<小論文> 慶應経済の小論文は1つの長文が与えられ、2問の論述が出題されます。1問は本文の記述に関する200字の論述、もう1問は本文全体に関する思考力の求められる400字の論述になっています。国立受験者で国語の記述に慣れている人には難易度は高くないと思いますが、そうでない人は東進で小論文対策の講座を取得してみるといいかもしれません。筆者の主張と因果関係を的確に捉え、解答形式にのっとり、問題用紙に構想を練ってから書くと高得点が狙えると思います。
慶應経済の入試情報は以上です。当大学を志望する方の参考になれば幸いです。