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2022年 2月 27日 合格のための3箇条

 

皆さんこんにちは、担任助手の川内です。

今日は2月27日。昨日で国公立大学の一次試験が終わり、多くの高校3年生が試験を受け終えた頃でしょうか。後期も受験する人は、引き続き緊張感のある日々が続くと思いますが、最後までできることを精いっぱいやりきって受験を終えてほしいと思います。

さて、そんなこんなで今日は1年後あるいは2年後に受験を迎える高校生の皆さんに、合格するために大切なことを少しだけアドバイスできたらと思います。

 

まず、前提として僕自身は第一志望校に逆転合格でなんとか受かったタイプの受験生です。余裕をもって合格できたわけではないですが、自分の経験から少し話したいと思います。

 

受験を終えてもう4年が経ちますが、そんな僕が後から受験を振り返って志望校に合格するために大切だと思うことは3つあります。

1.目標を明確に立てること

2.当たり前の基準を高く保つこと

3.考えながら行動すること

それぞれ詳しく話しましょう。

 

1.目標を明確に立てること

まず最初に○○大学に行きたいなどの目標を決めましょう。目標が決まっていることが最大のモチベーションになります。本気で成し遂げたい目標であれば、少し苦しいぐらいでは諦める理由にならないと思います。自分自身、高校入学当初から何としても早稲田大学に行きたいと考えていたからこそ、そこにむけた行動をとることができたと思います。目標なき努力は、地図を見ないで知らない土地を歩くようなものです。どこかで遭難してしまいます。そうならないように、「これだ!」という目標を定めてそこに向けて歩き出しましょう。

ひとつだけ注意しなければいけないことは、努力は目標を達成する手段であって目的ではないということです

 

2.当たり前の基準を高く保つこと

当たり前の基準が高いかどうかを知ることは実は難しいです。なぜなら、当たり前にやっていることはその人にとって難しいことではないからです。そこで、大事なのは「目標を達成するのに十分な行動ができているか」という視点です。

たとえば、早稲田大学に行きたい高校生が毎日部活後に疲れて勉強せずに寝てしまう生活をしている場合、気持ちはよくわかりますが、早稲田大学に行くという目標を達成するのは難しいでしょう。この場合、「部活後に寝てしまう」のではなく「部活後に勉強する」だけで、その人の当たり前が変わります。

今の例はわかりやすいですが、当たり前の基準を変えるのが難しい場合は、周りで一番頑張っている友達と同じように行動することをやってみてほしいです。実際僕も、高校受験のときに周りで一番勉強していた友達よりも多く塾にいるようにした結果、1か月で爆発的に学力が伸びました。

受験勉強は短距離走ではなく、長距離走です。なので、モチベーションの瞬間最大風速が速いことよりも「常にある程度速い(モチベーションが高い)」ことのほうが重要だと思います。よくやってしまいがちなのが、テスト前だけ頑張るとかYouTubeを見てモチベが上がって1週間だけ頑張ったというような瞬間最大風速が速いだけの学習です。これも重要なときがありますが、長い目で見ると継続的な学習ができないと、合格することは難しくなります。それを避けるために、モチベーションが特別高くなくても当たり前に学習する習慣ができていれば、モチベーション管理であまり困らないと思います。

 

3.考えながら行動すること

最後に、僕が最も大事だと思うことを伝えます。

どうか言われたことをただやるだけの受験生にならないでください。

塾や学校で「これをやりなさい」と言われたことに対して、「なぜこれをやるのか」「どのようにやるのがベストな方法なのか」といったことを常に考える癖をつけましょう。

僕自身、受験勉強を振り返ると勉強をしている時間と同じくらい、勉強の仕方を考える時間がありました。部活の引退時期が少しだけ遅く、効率よく学習をしなければならなかったことから限られた時間でどのように成績を伸ばすかを考えながら勉強していました。その結果、なんとか逆転で合格することができたので、言われたことをただやるよりも自分なりに考えて解釈して、取り組むことで活路が見えてきます。

 

以上3点がぼくが受験でなんとか合格できた要因だと思っています。一つでも取り入れられるものがありそうだったら、即行動に移してみてください。行動力も受験を成功させるうえで大事なポイントです。

皆さんが受験勉強を精いっぱい頑張って、それぞれの第一志望校に合格できるように応援しています!

早稲田大学法学部 4年 川内優人