受験生時代の失敗談〜福永〜 | 東進ハイスクール 中目黒校 大学受験の予備校・塾|東京都

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2024年 8月 6日 受験生時代の失敗談〜福永〜

 8月になりました、受験生の方々は忙しくしていると思います。自分は当時毎週末模試があったということもあって、時間の使い方に苦戦していました。皆様も大変だとは思いますが、1日フルで使える30日間をどのように活かすかは本当に重要なので、精一杯頑張ってほしいです。

 さて、自分の受験生時代の話が少し出たところで本題の「受験生時代の失敗談」について話していきます。受験生時代に数多くの失敗をしてきた自分にとって、今回のテーマは得意分野とも言えます(笑)。自分の失敗の数自体はとても多いのですが、今回はこの時期の受験生がしやすい失敗に絞って話していきます。

①夏以降に基礎を復習しなくなる

 8月に入り、多くの方が過去問演習や模試対策に苦戦されていると思います。自分もその一人でした。正直受験生は8、9月以降過去問演習や2次対策、さらには模試の対策・復習もあり、自由に勉強できる時間がどんどん減っていきます。そんな時についつい優先順位が低くなってしまうのが、所謂基礎勉です。単語帳や教科書、一問一答など、基本的な学習は受験においてとても重要で、これらを忘れていくと成績が伸びづらくなります。一学期までに一生懸命勉強したためにどうしても「もう完璧に覚えた」などと確信しがちになりますが、このような暗記事項は復習しなければどんどん忘れていくものです。過去問演習に注力し、ついつい基礎的勉強を疎かにしてしまうと夏模試では問題の解き方がわかり、一時的に点数が伸びるものの、秋以降に成績が伸び悩んでいきます。くれぐれも基礎的勉強を疎かにせず、地力を伸ばしてほしいです。

②模試をサボったり、緊張感なく受ける

 夏以降受験生の模試の数はどんどん増えていき、模試が面倒臭いと思う人もいると思います。自分もその一人でした。自分を含め周りの一部の受験生は模試をサボったり、受験する際も緊張感を持たなくなりました。

 しかし、模試は今おそらく皆様が思っている以上に重要です。本試の緊張感は想像を超えるもので、普段皆様が勉強している状態で集中することは正直難しいです。

 このような緊張下でも結果を残すためには、本試験に近い環境下での勉強に慣れることが重要です。模試は本試験に限りなく近い状況で受けられる環境で、このようなチャンスを減らすことは言語道断です。確かに問題の傾向が本試験から若干ズレることもありますが、メンタル面を考えると模試を受ける価値は大いにあるのではないでしょうか。

以上、夏以降の自分の受験生時代の失敗談について書かせていただきました。受験生時代多くの失敗を重ねてきた自分の経験が多くの方をサポートできたらと思います。ここまで読んでいただき、ありがとうございます。