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2025年 3月 14日 これから受験生になる君へ~河合~
ついに4月、新学期が迫ってきました。自分の春休みを振り返って後悔なく走り切れたと言い切れますか?
「あの日、予定守れなかったな」「なんとなくだらだら勉強してしまったな」
そんな日が何日あったでしょうか。
受験生の1年間は非常に短いですし、ライバルが全員人生の中で一番の努力をしてきます。
その中で勝ち切ることは非常に難しいです。
ぜひ以下の三つのことを今一度意識して、悔いのない受験生活を送ってください。
①勝負は高3一学期
②本当の意味で計画を立て、守る
③自分のための受験
①勝負は高3一学期
これは私のブログで幾度となく出てきている言葉です。
意味はそのままですね。高校三年生の勝負は一学期中についてしまうということです。
受験生の夏休みは受験の天王山なんて言われますが、実際そんなことはありません。受験が常に相対評価である以上、みんなが頑張っている時に頑張っても、置いていかれないようにするのが関の山であり、圧倒的に突き抜けることはできません。
みんなが頑張る前にどの位置に行けたか、これが勝負を決めると思ってください。(なんなら私は高二の夏休みに林先生に、受験の天王山は高二の夏休み、と言われました。。。)夏までに必ず突き抜けること、これが鉄則です。
夏の模試にもなって、「浪人生がいるから判定が低くて・・・」なんて言い訳するのはやめましょう。
②本当の意味で計画を立て、守る
これは一見当たり前のように見えますが、実は本当の意味でこれを実行できている人は少ないです。
まず、本当の意味で計画を立てることができていますか?常にこのことを自問自答できているかは大きな差になります。本当の意味で計画を立てるとは、自分に必要なものを取捨選択して目的を持って終了時期を決めることです。
例えば「とりあえずアウトプットの量増やさないといけないから、演習の予定毎日入れよう」などは典型的な無意味な計画です。ポイントは、自分が伸ばしたい能力は何で、その目的のために何をするのかを極限まで具体的にすることです。なぜその勉強をそれだけするのか?は即答できるようにしてください。今回の例でいえば、まず演習によってどの力を伸ばそうとしているのかについての思考を放棄していますね。その演習によって伸ばしたいのはその科目のどんな力なのかを言語化してください。自分の弱点を潰すのが勉強であって、やってる感はただの勉強の敵です!
計画を立てられたら次は守ることです。これは当たり前ですが、高三になっても高二までの感覚で予定が倒れていると、最後に本当にしたい勉強を回収できなくなります。いまだに予定が倒れまくっている人は今のうちに反省しておきましょう。
③自分のための受験
また、受験生としてのスタートとして忘れてほしくないのが、自分のための受験であり、受験勉強であるということです。
自分がなぜ頑張っているのかを全て自分ごとに捉えてください。
受講終了期限に追われている皆さん、「受講終了期限だから、守らなきゃ」「校舎長や担任に怒られるから、頑張らなきゃ」そのような意識で勉強に向かっても、高3で周りに差をつけることは難しいです。
なぜ、その期限なのか、守ったら自分がどうなれるのか、に無意識に意識がいっている人とそうでない人は一年後に非常に大きな差がつきます。
結局自分の結果は自分の人生にのみ影響します。周りへの感謝は忘れては行けませんが、受験の意味を他人に帰するのはやめましょう。
来年の春、笑って迎えられるよう頑張っていきましょう!!🌸