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2021年 9月 21日 【受験期の不安解消法】~小宮山先生~
こんにちは。
気温も涼しくなり、きれいな月が見られる季節になってきましたね。
ちなみに今日は満月らしいですよ。
そんな満月などの景色を眺めていると、不思議と昔の色々な思い出を思い返してしまいますね。
私自身が受験生だったときのことも思い出されます。
受験生の時の丁度これくらいの時期の私は、
夏休みまでの学習を思うように取り組めず、成績が伸び悩んでいて気持ちが落ち込み気味でした。
勉強をしている最中も、不安なことを並行して考えてしまい、
どっちつかずな状態になってしまいました。
家族に悩みを言っても、”夏休み中の勉強をきちんと取り組み切れなかった自分がいけない”と
返されるのが目に見えていたため言えず。
その結果、自分の中で悩みが生まれ、後悔が生まれ、また新しい悩みや後悔が生まれる
という悪循環が形成されました。
そんな時に影響を受けたのは、一緒に予備校に通っていた友人から勉強に対する悩みを聞いたことです。
自分の中でその友人は、頭がよく、努力家な印象が強かったためすごく意外に感じた記憶があります。
それと同時に、不安を感じているのは自分だけではないことを知り、安心感が生じました。
これを機に、お互いの不安を塾の帰り道に言い合うようになり、
自分の中で悩みが反響し、負の連鎖を生むことがなくなりました。
この出来事を通して私が伝えたいのは、
「自分の中で悩みを考え続けても良いほうには転がらない」ことです。
よく考えないと気付かないような後悔にまで気づいてしまい、
ただ自分が悲しくなっていくだけです。
私の場合は友人でしたが、家族でも誰でもいいです。
鏡の自分に向かってでもいいと思います。
声にだして外に発することで自分の中にためこまないようにして
気持ちをすこしずつ切り替えていければベストです。
まだ受験生活は続きますが、勉強と合わせて気持ちのリフレッシュも大事に行っていきましょう。
担任助手4年 小宮山